インターン経験者インタビュー/望月麻由さん(宮城大学)

大学2年生の冬から長期実践型インターンシップに取り組んだ宮城大学の望月麻由さんにインタビューをしました!2年生からインターンに取り組んだ、その理由とは…?

1.インターンシップに挑戦した理由は何ですか。

インターンを志したのは、大学2年の冬。これまでの大学生活2年間、何かを成し遂げたことがなかったので、達成感を感じることもありませんでした。
そこで、インターンを決意。あらゆる手段の中でも社会経験を積めるインターンに挑戦することにしたのは、学生が取り組んでどこまで通用するか知りたかったからでした。
食産業学部で学んでいることもあり、インターン先の(株)ハミングバード・インターナショナルのプログラム内容に魅力を感じたのも理由の1つで、将来「食」に関わる仕事に就きたいとの思いから、就職活動の前に外食企業の内部を知りたいと思いました。

2.インターンシップの何が面白く、やりがいがありましたか。

自分で仕事を探すことと、生み出すことです。これは悩みでもあったのですが、常に「今何をするべきか、何ができるか」を考えることは、普段の学生生活では滅多にすることではないので、本当に貴重な体験をさせて頂いたと思っています。また、そのように考えるだけに留まらず、共有したときに上司からフィードバックがあったからこそ、更に自分の考えを深めることができました。
その繰り返しが貢献精神へ、そしてやりがいに繋がっていったのではないかと思います。

3.インターンシップをする前と後で何か変わってきていることはありますか。

インターンを始める前はやる気・自信がなく、所属していた「軽音サークル」のためだけに大学に行く、そんな学生でした(笑) しかし、そんな単調な生活に対しても大学2年生になって、「この生活をあと2年間も続けていくのか」と飽きてきており、物足りなさを感じていました。
インターン開始後は忙しく、仕事への悩みは沢山ありました。大学との両立に戸惑い、大学生活とインターンの気持ちの切り替えが出来ませんでしたが、社員の方に相談することで乗り越えました。その時に頂いた、「上手くやっていきたいのであれば、それに伴った仕事・技術量が無ければならない。もう悩むのはやめて、とりあえずやってみるんだよ。」という言葉は今でも忘れられません。
それからは、苦があるからやりがいがあるのだと思えるようになり、仕事に対して全力で取り組めるようになりました。

4.就活を控えて今何を感じていますか。

「やりたいこと」と「できること」は違うということです。企業が求めていることと、自分がやりたいことにはギャップがあるのは当たり前。やりたいだけじゃ通用しないんですよね。社会では、貢献したいことを明確にして、相手に伝えないと何も響かないし、そもそもビジネスとして成立しない。
だからこそ、就職活動ではコンセプトを達成するためにできることを伝えたいです。貢献してからこそ、自己成長があるのだと思うんです。自分の悩みは企業の悩み、企業の悩みは自分の悩み、そんな風に仕事を見つめることが大事なのだと私はインターンを通して気付きました。

5.インターンシップに挑戦する学生へメッセージをどうぞ。

「インターンをやって良かった」と断言できます。全力でやったからこそ気付けたことだと思います。挑戦する学生の皆さんには、やるなら全力で取り組んでほしいと思います!!全力で取りくむほど、自分の限界をどんどん乗り越えることができるし、会社に貢献できたときの達成感は大きいです。
インターンをやろうか迷っているならば、迷わずに行動に移すことをおすすめします!

経験したインターン 長期インターンシップ
大学 宮城大学食産業学部 2年(当時)
インターン期間 2012年3月~9月
インターン先 株式会社ハミングバード・インターナショナル